よりぶろ

アプリのUIとかについて書いてく予定

#12 2013年に発売されたUIデザイン関連書籍まとめ 24冊(+洋書15冊)

この記事は UI Design Advent Calendar に参加しています。

#1 『POP

#2 『UIデザインとワーディング

#3 『さまざまなOSのデザインガイドラインまとめ

#4 『UIデザインについての効率良い情報収集

#5 『AndroidデザイナーのためのiPhoneアプリ

#6 『App Store Marketing Guidelines

#7 『Photoshopを使ってデザインカンプからちょっと便利なアニメーションを作る

#8 『コスパを重視した、モバイルアプリ(サイト)のデザイン制作フロー

  ↑記事を書いてくださった方がいらっしゃいました!ありがとうございます!

#9 『ターゲットサイズについて

#10 『今だからこそ覚えておきたい、4インチ未対応の素敵なiPhoneアプリ

#11 『小ネタ:Apple製で唯一スライドメニューを使っているアプリ

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2013年も多くのデザインに関する書籍が発売されました。

Amazonでぶらぶら探したり実際に買って読んでいくうちに、なんだか今年はUIの関連書籍が多いかも?と思ったので、今回の記事はアーカイブも兼ねてそれらをまとめてみることにしました。

…と言いつつ、厳密にはUIに直接結びつかない書籍もピックアップしています(リサーチ手法とかサービスデザインとか)。

まあそのあたりはご愛嬌と言いますか、「UIデザイナーでもこういうの気にするのか」と思って眺めて頂ければと思います。

なお、この記事で載せたものは「まとめただけ」ですので、全てオススメというわけではありません。対象がどんな人かによっても評価は変わりますので、タイトルや書影、詳細ページを見てご判断頂ければと思います。

また一冊一冊にコメントを付けようか考えたのですが、さすがにそれだと長くなりすぎなので、和書と洋書それぞれ最後に簡単に残すのみとしました。

 

まだ出会ったことのない本がありましたら、ぜひ手にとって読んでみてください。

それではいってみましょー

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和書

Research & Design Method Index -リサーチデザイン、新・100の法則

Research & Design Method Index -リサーチデザイン、新・100の法則

  • 作者: Bella Martin,Bruce Hanington,小野健太,郷司陽子
  • 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
  • 発売日: 2013/02/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログ (1件) を見る
 
インタフェースデザインの実践教室 ―優れたユーザビリティを実現するアイデアとテクニック

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モバイルフロンティア よりよいモバイルUXを生み出すためのデザインガイド

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ユーザ中心ウェブビジネス戦略

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デザイナーのためのiPhoneアプリUI/UX設計 (アスキー書籍)

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人間中心設計の基礎 (HCDライブラリー (第1巻))

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ビジュアル・ストーリーテリング -インフォグラフィックが切り拓くビジネスコミュニケーションの未来

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THIS IS SERVICE DESIGN THINKING.  Basics - Tools - Cases ー 領域横断的アプローチによるビジネスモデルの設計

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  • 作者: マーク・スティックドーン,ヤコブ・シュナイダー,長谷川敦士,武山政直,渡邉康太郎,郷司陽子
  • 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
  • 発売日: 2013/07/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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スマートフォンサイトUI/UXデザイン実践テクニック ~理想的なユーザーエクスペリエンス実現のために~

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人間中心設計の海外事例 (HCDライブラリー)

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  • 作者: キャロルライヒ,ジャニスジェームズ,黒須正明,八木大彦,山崎和彦,松原幸行,Carol Righi,Janice James,HCDライブラリー委員会
  • 出版社/メーカー: 近代科学社
  • 発売日: 2013/08/05
  • メディア: 単行本
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「タッチパネル」のゲームデザイン ―アプリやゲームをおもしろくするテクニック

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WEB+DB PRESS Vol.76

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  • 作者: 五十嵐啓人,伊野亘輝,近藤宇智朗,渡邊恵太,須藤耕平,中島聡,A-Listers,はまちや2,川添貴生,片山育美,池田拓司,濱崎健吾,佐藤太一,曾川景介,久保渓,門脇恒平,登尾徳誠,伊藤直也,mala,後藤秀宣,若原祥正,奥野幹也,大林源,WEB+DB PRESS編集部
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2013/08/24
  • メディア: 大型本
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〔重点〕これからのUIの教科書 ~ユーザーインターフェース設計入門

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Smashing Android UI レスポンシブUIとデザインパターン

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スマートデバイスのUXデザイン~事例から学ぶ 失敗しないアプリ設計術

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ユーザビリティの本や、タイトルにUXと入った本、デザインパターンなど様々な書籍が今年は出ました。

この中で何が良いかと質問されたら「モバイルフロンティア」を真っ先に挙げます。

モバイルアプリに興味がある人限定となりますが、モバイルとは何か、がしっかり学べる良著です。

個人的には「モバイルフロンティア」で概念を把握した後に「スマートフォンのためのUIデザイン」「Smashing Android UI」「iOS 7 デザインスタンダード」を読むと、モバイルアプリについての基礎体力は付くのではと思います。

あとはResearch & Desing Method Indexも、さまざまなリサーチ手法が知れて面白かったです。

 

洋書

Android Design Patterns: Interaction Design Solutions for Developers

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User-Centered Design: A Developer's Guide to Building User-Friendly Applications

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Service Design: From Insight to Implementation

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Cool Infographics: Effective Communication with Data Visualization and Design

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Jony Ive: The Genius Behind Apple’s Greatest Products

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洋書はあまりにも検索のヒット数が多かったのと、大半が読んでない(or 読み終えていない)という状況なので「あーこんなのがあったのかあ」と参考程度にとどめて頂ければと思います。

オススメなのは、UX関連の書籍を出しているRosenfeld Mediaのシリーズです。いまちょうど『Why we fail』を頑張って読んでいる最中ですが、とても面白いです。

Dan Safferの『MicroInteractions』も良著です。レビューを書いている方がいらっしゃいますので、興味を持った方はぜひ読んでみてください。

マイクロインタラクション (Microinteractions) — Website Usability Info

 

オチに持ってきたのはジョナサン・アイブの伝記です。そのうち邦訳版が出るんですかね。出てほしいですねえ。

 

 

というわけで、2013年に出た主なUIデザイン関連書籍は以上になります。

果たして2014年はどんな面白い書籍が出てくるのか、楽しみでなりません。