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よりぶろ

アプリのUIとかについて書いてく予定

#18 2013年のモバイルアプリの振り返りと2014年の妄想

この記事は UI Design Advent Calendar に参加しています。

#1 『POP

#2 『UIデザインとワーディング

#3 『さまざまなOSのデザインガイドラインまとめ

#4 『UIデザインについての効率良い情報収集

#5 『AndroidデザイナーのためのiPhoneアプリ

#6 『App Store Marketing Guidelines

#7 『Photoshopを使ってデザインカンプからちょっと便利なアニメーションを作る

#8 『コスパを重視した、モバイルアプリ(サイト)のデザイン制作フロー

  ↑記事を書いてくださった方がいらっしゃいました!ありがとうございます!

#9 『ターゲットサイズについて

#10 『今だからこそ覚えておきたい、4インチ未対応の素敵なiPhoneアプリ

#11 『小ネタ:Apple製で唯一スライドメニューを使っているアプリ

#12 『2013年に発売されたUIデザイン関連書籍まとめ 24冊(+洋書15冊)

#13 『モバイルアプリとかスマホの変遷ってモビルスーツに似てる気がする

#14 『最近iOSアプリのデザインで使った欧文書体

#15 『効果音をうまく使ったアプリ

#16 『UIデザインとラベルについて

#17 『Rhinocerosでアイコンを作る

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Advent Calendar最後の投稿は「今年の振り返りと、来年の予想」をしてみたいと思います。

そういえば去年やってなかったかな?と思ったら年明けにやってた。

2012年のモバイルのUIの簡単な振り返りと2013年に関する妄想をしてみる - よりぶろ

 

iOS 7は6と変わらないって予想は見事に外れてしまった。

NUIが流行るっていうのは…まあ考えれば予想の範囲内のことなので微妙。

ソフト主導からハード主導…これは曲解すれば、スマートウォッチとか、ハード面のニュース多かったよねと言えないこともないかも?

Windows 8のUIが結局装飾的になる、っていうのは当たったかも。

 

さて今年の振り返りですが、フラットデザインとか分かりきったものは置いといて、他のとこを見てみたいと思います。

 

プロトタイプ元年

2013年はプロトタイピングの年でした。

色んなツール・サービスが登場しましたし、今なお新規参入が続いています。

それに伴って実際の現場でも、精度の高いプロトタイプ(ペーパー / モック)が登場するようになったと感じています。

今後より浸透していくことで、プロトタイプの有用性が認められていくようになるでしょう。

Appleは出しそうにありませんが、ひょっとしたらGoogleからプロトタイピングツールが登場するかもしれませんね(Androidのほうが解像度多いから確認めんどいし)。

 

市場の慣れとアプリの肥大化

今年に限った話でもありませんが、アプリがどんどん機能過多になってきているように感じます。市場がモバイルアプリというものに慣れてきたおかげで、ちょっとやそっとのことでは感動しなくなってきているように思います。

本来であればシンプルな構成でも問題ないようなアプリが、蛇足とも言える機能追加をアップデートで行う場面に何度か遭遇しました。

もはや単一機能のアプリでは類似プロダクトとの差別化が難しくなってきています。そこにiOS 7が持ってきた「真のシンプルとは複雑さを内包する」というコンセプトが登場したのは、ある意味タイミングが良かったです。

今後はより「なぜアプリである必要があるのか」「対象のユーザーはどんな層でどんなことを考えているのか」「このコンテンツは本当に魅力的だろうか(あるいはどうしたら魅力的だと訴えられるか)」といったことを考えていく必要があると思います。

 

設計がより重要視されるようになってきた

上記に関連してですが、機能過多になってきた故、そしてプロトタイピングツールの登場によって、設計を試行錯誤したり、クライアントとの確認にかける時間が増えたような気がします(特に業界全体のデータは取ってない)。

ただ見た目を綺麗に整えるだけではなく、アプリ全体の流れを考える…それこそ、使ってもらう前と使ってもらった後もしっかり考える(まぁ当たり前ではあるのですが)姿勢を多くの開発者が持つようになってきたと感じます。

 

2013年はざっとこんな感じでした。

もちろん各プラットフォームごとに思うところもありますが、わざわざ書くほどのものでもないかな。。

さて振り返った次は2014年を妄想してみましょう。予想というよりも願望に近いのであしからず。

 

SVGのサポート

しょっぱなから願望の強い予想ですが、そろそろSVGが標準でサポートされてもいいんじゃないかな?と思います。実はSVGのことそんなに調べてないのでボロが出そうですが、確かライブラリ使ったりで可能だけど、読み込みに難あり、という認識です。

まあSVG限定というよりかは、ベクターデータの扱いですね。

近々、2K 4Kの解像度の端末が出てくると、ぶっちゃけ 1px に拘るとかあんま意味なくなると思うのですよね。レイアウト指示書も今ほど細かく書かなくてもよくなりそうな気がする。ベクターデータを上下中央に配置、くらいのざっくり加減でもうまくいくんじゃないかなあと。

あと、いまWeb業界ではResponsive Iconがにわかに注目され始めています。

The Next Big Thing: Responsive Icons - Designmodo

やはりWebはこういうの早いですね。大体このパターンは、後でモバイルアプリが真似します。もちろんPNGでも構わないとは思うのだけど、早い段階でベクターデータがサポートされると嬉しいですねぇ。

 

UIデザイナーが教育の場で活動し始める

まだまだモバイルのUIデザイナーが教育の現場で指導することって稀だと思うけど、2014年は少しずつ増えていくんじゃないかなあと予想。

や、これも自分の知ってる範囲で「あんま聞かないなあ」というレベルなので、ひょっとしたら力を入れている大学もあるかもしれませんが。

でももうちょっと話題になるくらいには、2014年は教育との繋がりが出てくるんじゃないかな。

モバイルって成熟したと思ったらすぐ次の世代が来ちゃうから先生も現役である必要があるし、着任させるというよりも、演習のたびに外部から呼ぶ、みたいなスタイルになると思う。

 

アニメーションを豊富にサポートするプロトタイピングツール

2013年はプロトタイピングが盛んでした。じゃあ2014年は何もないかと言うとそんなことはなくて、きっと2013年にできなかったこと…アニメーションに力を入れたツールやサービスが登場するのではと思います。

フラットデザインになってインタラクションの取っ掛かりとしてアニメーションは今やっと注目され始めています。

そこが簡単に作成できたり確認できたり、あるいは実際のコードに変換して開発に渡せる、なんてところまでできれば、デザインと開発だけでなく、受託側とクライアント側のコミュニケーションの密度も濃くなると思うのですよ。

なので、2014年はアニメーションが来ると思っています。

 

マイクロインタラクションが流行る

ただの逆算からの予想ですが、Dan Safferの『Microinteractions』が出たのが今年なので、もし翻訳作業が進んでいるとしたら、2014年中には出るんじゃないかと思います。

まあ個人的に好きな分野だってのもありますが、きっと邦訳版が出たら多少なりとも注目を浴びるでしょう。

 

 

2014年の妄想は以上になります。

他にも色々思いつくものはありますが、ま、とりあえずはこんなところで。

今年のAdvent Calendarは「今年自分が得たノウハウや考えた事柄を放出してリセットして、また2014年に新しいことをたくさん吸収する」ことを少し意識して書いてみました。時間なかったりで抜けも出てしまいましたが、おおむね思ったこと考えたこと感じたことは書けたと思います。

時間ができたら、抜けてる分の記事も何かしら書いてみようかと考え中です。

それでは皆さん、よりクリスマスを!