UI Design Advent Calendar #1『POP』
しまった完全に忘れてた…!昨日から12月でしたね。
というわけで昨年に続いての「ひとりUIデザイナー Advent Calendar」。
とりあえず初回はサクッと軽くアプリ紹介をしたいと思います。
とは言え昨年も結構アプリ紹介したし、いま紹介すると言っても大抵iOS 7対応だなんだくらいかなあと思うので、ちょっと面白いものを。
『POP』はiOSアプリの中ではよく知られているプロトタイピングアプリです。
紙に描いた画面を撮影して取り込んだり、カメラロールからカンプを読み込むことで実際のアプリのような画面遷移を実現することができます。
…なのですが、最近のPOPはインストール後にプロジェクトを開くと上図のような画面が出てきます。ボリュームボタンの+を押すとメッセージ入力画面の出現、-ボタンを押すことで再生モードの終了が割り当てられていることをユーザーに教えています。
この画面を見ておかしい、と思った方も多いのではないでしょうか。
実はiOS アプリのリジェクト項目を述べているApp Store Review Guidelineには以下の記述があります(参考)。
"標準スイッチ(ボリュームアップ/ダウン、着信/サイレント)の機能を改造するようなアプリはリジェクト"
割とこの項目は開発者の間でも知られているのではと思います。
ましてPOPはそれなりに有名なアプリですから、隠し機能としてではなく、こんなにも堂々としていることに驚きました。
まあ調べてみると他にもボリュームボタンに別機能を割り当てているアプリもある(例えばCamera+は+ボタンでシャッターが切れます。まぁこれは標準もですが、、)ので、ひょっとしたらリジェクトされても説明すれば何とかなるのかも??
Androidはその辺自由で、割り当てているアプリがけっこうあるように思います。ドキュメントビューワアプリでページめくりできたりとか。
いちユーザーとしてはボリュームボタン使えたほうが便利だし、デザインしてる側としても、可能性が広がって面白いと思います。