お仕事で勉強会をしましたよ。
先日、珍しく業務で勉強会をやらせて頂きました。
もちろん、業務なのでお客さま向けです。
詳細な内容は伏せますが「お前本書いてたし適任やろ」ということで、Windows ストア アプリのデザインについてと、iOS 7についてお話しさせて頂きました。
ひと通り終えて、いくつか「あ、こういう風にするといいのかも」と気付けた点があったので個人的にメモを残します。
自分が発話してて(ここつまらないな…)と思ったとこは大抵聞いてる側もつまらなく思ってる(多分)
なのでまぁ、単に「たくさん練習をしましょう」という話なのですが、自分で蛇足だと気付けたとこは削っていくに越したことはないと思いました。
一方的に喋らない工夫を考える
今回の勉強会は2回に分けて行ったのですが、初回はずっとこちらが喋りっぱなしでした。ワークショップとかじゃない限り、一方的に喋る、というシーンは珍しくないと思います。
聞き手側の反応は良かったので無事難を逃れましたが、やり終えた後に「なんとかできないかな?」といろいろ考えてみました。
そこで2回目では「穴埋め問題をスライドに入れる」という小賢しい手段を取り入れてみたのですが、これがけっこういい感じでした。
ただ聞くだけではなく、参加して発言してもらうことで、距離も縮まるし参加側にはより知識が濃く残る気がします。
筋トレ大切
1回目と2回目の間に筋トレを始めたのですが、2回目のほうが身体のコントロールができたおかげで喉もあまり疲れず、通った声を維持できたと思います。
喋ることに体力や意識を使ってしまうと余裕がなくなるので、簡単でも腹筋背筋やるといいんでないかと思います。
水分補給するタイミングを予め決める
1つ目の気付きに繋がりますが、どこで間を作るかとか、そういうタイミングは事前に決めたほうがより自然な流れを作れると感じました。なかなか難しいけど。
難しい内容は分かりやすく翻訳する
まあ当たり前と言えば当たり前のことかもしれませんが、そのまま相手に言っても伝わらなさそうな箇所は、日常にあるシチュエーションや言葉に置き換えると良いです。
僕はけっこう、プロダクトデザインに置き換えることが多いのかな、と最近気が付きました。
標準のUIコンポーネントを使う意味について「家中のドアノブが違う形だったら混乱しちゃいますよね」「同じ形でも、押すタイプと引くタイプ両方あったら、げんなりしちゃいません?」みたいに話したりとか。
自分の得意分野に翻訳すると、伝えやすいんじゃないかと思います。
お客さんのとこに出向いて勉強会をする、というのは初めてのシチュエーションだったので緊張しっぱなしでしたが、無事終えることができてホッとしています。
ぜひこれからも機会を見つけては続けていきたいですね。