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よりぶろ

アプリのUIとかについて書いてく予定

デザイナーの仕事の範囲

ってのがイマイチよくわからなくて、理想は0から100までトータルで監修して作って、ができることなのかなとか学生時代思ってたのだけど、社会に出てみると細やかに分業されてて、ディレクターというお仕事もあったりして、はてデザイナーの仕事とは何だろうという気持ちになったりする。

最近少しだけ仕事が忙しくて、楽しいんだけどなんか今までと感じが違うなあと思ったら、どうやらディレクターみたいな仕事にも片足を突っ込んでいたらしいことに最近気付いた。
参考までに今日の業務内容を羅列すると
iPhone版のパーツ書き出し、指示書作成ヘルプ
iPad版のパーツ書き出し、指示書作成の依頼
Android版のデザイン、パーツ書き出し、指示書作成
・UI設計書(遷移図みたいなモン)の更新しつつ設計部分を修正したり考えたり
・Backlogでクライアント、開発とコミュニケーション

これがざっくり2案件分くらい。多少色は…つけてないかも。あとは必要に応じてクライアントに電話したり、AfterEffectsでアニメーション作ったりBriefsやOrigamiインタラクティブなもの作ったり。

さてどこまでが世間一般のデザイナー、あるいはUIデザイナー、あるいはIT系会社所属のUIデザイナーの仕事の範疇なのだろう。
設計考えるのはIAのお仕事?クライアントとコミュニケーションとるのはディレクターのお仕事?
個人的には、ディレクションもできるデザイナー、くらいのレベル感とか案件の規模感ならデザイナーが背負ってもいいんじゃないかと思う。お客様と直接コミュニケーションして、それをダイレクトに自分の手でデザインに落として、設計もちゃんと考えて開発に渡して、戻しがあったら直して、時には遊び心でインタラクションを入れて、なんて全部できたら嬉しいに決まってる。それができない規模なら、やっぱりディレクターがいてくれると嬉しいし助かる(主に管理面において)。
さてじゃあアートディレクターなる職業がアプリケーション開発に必要かと言うとこれは難しい話で、ゲームとか広告系、あるいはインタラクティブばりばりなものになって、初めて必要とされるんじゃないかと思う。ようは世界観とか、OS標準を一切使わないとか、そういう「指標をゼロから作って、メンバーと成果物をそこ目指して導いてゆく」みたいな要件のプロダクト。
すごく雑なことを言ってしまうと、僕は「創意工夫」って言葉が大好きで、でもOS標準に則ったプロダクトをデザインしてる限りはそれって「工夫」だけで「創意」の部分は弱いんじゃないかと思う。もちろんそうじゃないアプリだってたくさんあるし、どこに創意と工夫を見出すかとかで見方も変わってくるので、あくまで肌感覚なんですけど。

話は全然変わってはじめのほうで書いた0から100までトータルで監修して作るって話、学生の頃はデザイナーって言われたら有名なデザイナー個人の名前ドーン!仕事ドーン!みたいな感じで紹介されてるから「自分にしかできないことがあるってすげえな、魅力的だなぁ」と思ってたのだけど、会社に入ってから考えを改めるようになった。
そもそも自分にしかできないことってなんだろうって。これは自分にしかできないんだ、他の人にできるわけない、なんて意固地になったら絶対失敗する。仕事はチームでしてるし、デザイナーは自分ひとりじゃない。自分にしかできないと思ってたことをみんなができるようになればハッピーこのうえないと思う。まぁそのためには教えるスキルとか他人を未知の分野に熱中させるスキルが必要なんだけど。
じゃあ自分にしかできないこととか自分にしかない魅力ってなんだろねっていう話は、これもまた難しくて、というか自分自身で考えて出す答えよりも周りの人からポロっと漏れた一言が意外と人生の宝になるんじゃないかと思ってる。
僕は昔から引っ込み思案で、前に立って人を引っ張っていくってことが大の大の苦手で、後ろからみんなを眺めてるのが好きで、でも就活はじまったら世の中はそんな人間は求めてないように見えて、なんかもう色々と絶望してたんだけど、ドイツでとある人に「それでいいんじゃない?」とアドバイスをもらえたのが契機だったように思う。
「みんながみんな前に出て俺が俺がでいたら、どこかのタイミングで一斉につまずく。そんな時、後ろから冷静に見てる人間が必要になる」
「メインにならなくてもいい。ナンバーワンのサブになればいい。デキるサブを欲しがってる人はたくさんいる」
たしかそんな言葉を頂いたような記憶がある。まぁそんなわけで今の自分がいるのですが、結局のところ、自分にしかないものって人間性なのかなぁ?と思う。対人スキル…とはまた違う気がするんだけど、人に対しての自分のあり方とか、世の中のどんなところに興味を持ってるのかとか。
そういえば入社間もない頃に「あの会社とはトラブルもなく良い仕事ができて楽しかった。さすが○○(社名)」って日報に書いたら、当時の営業部長から「それは会社が良かったんじゃなくて担当者が良い人だったんですよ。いい会社わるい会社なんてない、あるのはいい担当者かわるい担当者です。吉竹さんも、ぜひ良い担当者と呼ばれるようになってください」みたいなコメントもらったのを思い出した。

なんかとりとめもない話になってしまったけど、結局何が言いたかったかっていうと、今日も僕は元気です(帰り終電だったけど)。