『現場のプロが教えるWebデザイン&レイアウトの最新常識 知らないと困るWebデザインの新ルール3』読み終わった
タイトルの通り最新のトレンドを知れて読み応えがあった。
こないだ撮ったフィルムをスキャンしてる合間に読んだので、自分にしては珍しく?早く読み終わりました。
現場のプロが教えるWebデザイン&レイアウトの最新常識 知らないと困るWebデザインの新ルール3
- 作者: 佐々木智也,佐藤ねじ,貫井伸隆,橋本和宏,福岡陽,森本友理,山田晃輔,面白法人カヤック
- 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
- 発売日: 2014/09/12
- メディア: 単行本
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『レイアウト&配色』『UX&UI』『グラフィック&タイポグラフィ』『エフェクト&リッチメディア』の4章を使って、それぞれのWebデザインのトレンド事情を紹介・解説しています。章の構成だけ見ると「なんだそんな初歩的なことか」と感じるかもしれませんが、実際読むと幅広い内容を取り扱っています。例えば1章の『レイアウト&配色』では、モバイルファーストなレイアウトやカラムレイアウトなど、基本的なレイアウトの話をしながらも、なぜそれがトレンドとして認識され最前線で使われているのか、どういった意図で使うべきなのか、デメリットとして何が考えられるか、という点にも細かく言及されています。
自分はWebデザインに馴染みがない人間なので「どういう考え方が良いとされているか」は(デザイナーとして)漠然とは分かっているつもりでしたが、具体的に何がどう、までは実感として持っていないので、詳しく解説されていたのがすごく助かりました。事例として紹介されているWebサイトも知らないのばかりだったので勉強になりました。
おそらく4つの章全てに精通してる人ってそうそういないので、馴染みのない分野の章は興味深く読み進められると思います(目次 に詳しい内容が記載されています)。逆に、知ってる分野については(ページの都合上もあって)そこまで深堀りされているわけではないので、あくまでも「トータルで現場のトレンドをおいしく頂けちゃう1冊」として楽しく読むのがよいのではと思いました。
あと、何気に最後の『付録』が自分にとってはいちばん参考になりました。普段、自分以外の人がどういう情報整理をしてるかってあまり知る機会がないので。明日から実践しよう。。
7人による共著なので、入稿までどんなフローで持っていったのか、どういうコミュニケーションをしていたのかも気になりましたが、そういうのは10月6日のイベントで話したりはしないのかな…?(自分行けないけど
佐々木智也×佐藤ねじ×貫井伸隆×福岡 陽×森本友理×山田晃輔「Webデザインの現在、そして未来」『現場のプロが教えるWebデザイン&レイアウトの最新常識』刊行記念 | Peatix
さあ、次はモダンWeb読むぞ…!