Windows Blueのスクリーンショットを見ての雑感
というわけで THE VERGE で次期WindowsのWindows Blueのスクリーンショットが記事になっていたのでさらっと見てみた。
主な変更点は
・タイルがもう一段階小さいサイズが選べるようになった(Windows Phone 8と一緒)
・スナップ / フィルの種類の増加。50 / 50 viewは、Fillが2つ並んだ状態。
あとSnapが4つまでできるようになった?(ここらへん上手く読めなかったす)
・グローバルの設定項目の増加。スタート画面の背景色とかアクセントカラーとか。
・設定画面に検索ボックスが出てる。
ってとこでしょうか。
実際に触ったわけでもなく、詳細なレビューを読んだわけではないので憶測になってしまいますが、随分と初期のコンセプトからブレてきてるなーという印象を受けました。
小さいタイル
触らんとわからんけど、誤タップ頻繁に起こりそうなイメージ。あとSemantic Zoomした時にどんな表示されるんだろう。アイコン表示できる大きさじゃないよね…
スナップとフィル
50 / 50...... 没入感とは一体なんだったのか。そこ崩していいの!?わりとショック。
スナップとフィルの意義が薄れちゃったかなあ。あとアプリ屋的には複雑さが増して設計に時間がかかるようになっちゃったかな。
設定画面に謎の検索ボックス
よくわからない存在だけど、まあガイドライン的には「ユーザーがアプリを使って検索を開始する必要がある場合、アプリのキャンバスに検索アイコンを追加することを考慮する。」と書いてもあるので、そんなに気にすることではないと思うけど、それだけ設定項目が検索前提の雑多なものになったってことなのかなぁ。。
個人的には、Windows 8が持ってた縛り感とか単純明快さ(明快なのかは微妙なとこだけど!)は潔くていいなと思いつつ、万人に受ける設計じゃないから苦しくなるだろうな、と思ってた、ので、これらを歓迎する人もけっこういるんじゃないかと思う(デザイナーの意図なんて、ほとんどのユーザーは無視するからね)。
ただ、これまでMSがWindows 8に色んな要素を少しずつ継ぎ足してきた経緯を見てきた人間としては「結局着地点見失っていろいろつけちゃったんだなー…」と遠い目になってしまいました。
現状、MSが自分で言ってきたルールを自分たちの都合のいいように変えてきてるので、Blueもリリースまで、そしてリリースしてからも油断できなさそうな感じがします。