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よりぶろ

アプリのUIとかについて書いてく予定

プライムビデオで∀ガンダムを観直したら発見がいろいろあった話

プライムビデオで∀(ターンエー・ターンA)ガンダムが配信されてるぞ!!!!!

 

∀ガンダムをAmazonビデオ-プライム・ビデオで

 

はぁ。。最高か。。

 

∀のことは前にもブログに書いてたのですが、今回は改めて観直してる中で感じたことをつらつら書いてみます。

何故なら、自分は当時12歳で、物語やアニメの構造や関係性なんて知ったこっちゃなく単純に楽しんで観てただけですからね。

今だからこそ何か分かるものがあるんじゃないか、そんな期待で久しぶりに観直してみました。

 

1話のテンポ、思ってたより早い

直近の富野作品と言えばGレコですが(ちなみにGレコもプライムビデオにきてます)、観始めた時は「情報量詰まってんなー」とか「テンポ早いなあ」「場面の切り替え大胆だなあ」なんて思っていたものですが、なんてことはない、∀1話もすさまじいものでした。

 

月からフラットやってくる→タイトル→いつの間にか3人が着替えてる→別れる→いきなりコヨーテに襲われとるやんけ!

とか

「パートナーを選びます!」→やんややんや→アイキャッチ→説明もなしに2年経っとるやんけ!

とか。よくもこの切り替えを12歳の自分は違和感もなく素直に観てたな、と尊敬です。

大人になってから観てたら絶対こういうところで集中途切れてたんだろうなあ。。

 

逆に言うと、大人になってから「ん?」と思ってしまったGレコって、少年の視聴者にとってはすんなり受け入れられるものなんじゃないかと思いました。周りにサンプルがいないのであくまで憶測ですが。大人の尺度で良いとか悪いとか言っても、実は子供には関係なかったりしますし。

 

今更ながら最終回との対比に気付く

1話のラスト、『Moon』をBGMにフラットにへばりつくロランと、それを隠れて見るソシエという構図がありますが、最終回もラストは同じメロディの『月の繭』がBGMで、今度はロランとソシエはキスをするんですよね。今更ながら気付きました。。

ロランとソシエがこの作品の中でどう成長し変わったのか、とてもよくあらわれている良い対比だなと思いました。

 

余談ですが最終回のソシエお嬢さん、めいっぱいお化粧してお洒落して(夜にあんな格好するか!?)、ロランを引き止めたかったんだろうなあ。。なんて考えると切ないものがありますね。。

 

朴さんのロランの演技が最高

これも今更気付いたんですけど、ターンエーって1話で戦闘行為が行われないんですよね。いや観ていたのだから知ってはいたのですが、よくよく考えると「ロボットアニメは毎回戦闘を入れないと視聴者が離れる(ちょっとニュアンス違うかも)」と言っていた富野監督がこれをしているのはすごい。

だからなのか、あるいは1話だからなのか、どのキャラクターの声も良い意味で力んでなくて、そう、普通なんですよね。普通に生活している人を演じている。

その中でもロラン役の朴さんの演技たるや!スッと耳に入る清水のような声を改めて聞いて、あ、ここからロランが生まれて成長していくんだな、と謎の感動をしてしまいました。戦闘に巻き込まれてからのロランはお腹に力の入った声が多くなりますが、1話はひとりの少年、という感じの声なのです。最高。

 

アニス・パワーの隠れた魅力に気付いた

プライムビデオに∀がきているのを知って最初に観直したのが僕が大好きな『アニス・パワー』(20話)なのですが、ああ、この話めっちゃいいな……と改めて思えたシーンがあります。

ラスト、レット隊を退けたあとの一連の流れなのですが

 

アニス「ほらよ」(布を渡す

ソシエ「ありがとうございます」

 

ソシエ「はい」

ロラン「ありがとう」(ソシエに

ロラン「ありがとうございます」(アニスに

アニス「うん」(頷く

 

ギャバン「そのお嬢ちゃん、大丈夫なのか」

ソシエ「ありがとうギャバン、メシェーは強い子よ」

ギャバン「もう飛行船のほうに戻っても大丈夫だ。敵は戻ってくる気配はないぜ」

ロラン「ありがとうございます、ギャバン・グーニーさん」

ギャバン「うん、じゃあな、ローラさんよ」

 

うおおおおおお みんな当たり前のように「ありがとう」って言い合ってる〜〜〜〜!!!気付かなかった〜〜〜〜〜〜〜

泣いた。もともと『アニス・パワー』はキャラクターの生命を感じて当時からいちばん好きな回なのですが、ここにきて新たな魅力を知ってしまいました。これだよ、このキャラクターの生命があるのが∀なんだよなあ。。

 

脚本を書かれたのは高橋哲子さんという方で、他には『ローラの牛』なども担当されている方でした。なるほど納得。

 

∀は最高(改めて)

まだ1話と20話と最終話しか観直してないのでこれくらいの感想ですが、いや、改めて、∀って本当に素敵な作品ですね。。

当時、テープに最終回を録音して(まだMDを知らなかったのだ)毎晩毎晩聴きながら寝ていたのを思い出しました。あの頃はそらで全部セリフ言えたな……

入り浸っていたガンダムサイトにいろんな質問をしたのも覚えています。いま思うと、あの頃の自分はシーンというシーンに意味を求めていたのかもしれません。「このセリフはこういう意味なのですか?」「ここでこういう演出がされているのはどういう意味なのでしょうか?」とか、まあ何も分かってないし考えが浅かったんだろうなとは思うのですが、あれくらい何かに夢中にのめり込むこと、今の自分にはあるかなあ……と少し反省。

 

 

なんで12歳だった自分が∀をあんなにも好きになったのか、今でも自分自身もよく分かってないのですが、あの頃の気持ちや感情を少しずつ思い出しながら、また∀と向き合ってみたい。

久しぶりに∀を観て、そんなことを思ったのでした。