『あっち向いてホイ』ってすごくないか
昨日、打ち合わせに向かう電車の中でお母さんと子供さん(3,4歳くらい)があっち向いてホイをしてたんですけど、あれ?よくよく考えたらこの遊びすごくないか?と思った。
コミュニケーションに必要な最低人数でできる
2人でできるのでコミュニケーションが発生する。
移動せずにできる
身体を大きく動かす必要がないので、ある程度場所を選ばずにできる。
難しい動作はいらない
じゃんけん、指を動かす、顔を動かす、が必要動作なので負担が少ない。気軽にできる。
勝利にも敗北にも分岐が発生する
1. じゃんけんで負け、相手の指差し方向を向いた(完全なる敗北)
2. じゃんけんで負けるが相手の指差しには向かなかった(相手を勝たせない)
3. じゃんけんで勝つが指差しには負けた(勝利まであと一歩)
4. じゃんけんで勝ち、指差しにも勝った(真の勝利)
これって勝負事の最低限分岐数な気がするのですがどうでしょうか。
身体的な差が影響しない
鬼ごっこだと足の早い子が勝ちやすいし、腕相撲だと力強い子が勝つけど、あっち向いてホイはあまり関係ない。
老若男女できる
し、誰でも知っている遊びである。おじいちゃんおばあちゃんと孫がやってもできるのだ。
1ラウンドがめっちゃ短い
福本伸行が描いたら終わるのに半年くらいかかりそうだけど普通は10秒もあれば終わる。つまり気軽にできるし、小さい子はすぐ結果をフィードバックされるので飽きない。
ルールを自由に追加できる余地がある
指差しをしつつ声でも方向を言って、声側に顔を向けたら負けとか、上下左右の他に斜めも混ぜるとか。子供の場合、無茶苦茶なルールを考えついたりして面白い。あっち向いて…ホイホイホイ! と色んな方向を指しまくった経験はもちろん皆さんお持ちだと思います。
やっぱすごいぞ
ホントはここからもう少し深堀りしていろいろ考えてみたいのだけど、今日はもう眠いので、なんだか あっち向いてホイ すごくない!?!?!?という雑感で締めさせて頂きます。雑だ!